ＲＳテクノ、今期経常を30％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

　ＲＳ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ <3445> [東証Ｐ] が12月8日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の125億円→162億円(前期は88.3億円)に29.6％上方修正し、増益率が41.5％増→83.4％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の50.7億円→87.7億円(前年同期は51.7億円)に72.9％増額し、一転して69.7％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の25円→35円(前期は25円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年12月期の通期連結業績予想につきましては、各セグメントとも当初の想定を上回る需要が見込まれることから、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を上回る見込みです。

　当社が安定的に成長していくためには、設備投資ならびに人的投資を継続的に実施していく必要があります。一方で、株主の皆様に対する利益還元につきましては、当社にとって重要な経営の課題の1つと認識しております。今後も各事業年度における利益水準、中期計画の見通し、財務体質の強化等の状況を総合的に勘案した上で、柔軟に実施していく方針であります。2022年12月期の期末配当予想につきましては、当期の業績が計画を上回り堅調に推移したこと等を勘案し、前期実績の1株当たり25.0円から5.0円増配します。また、中国子会社の上場記念としまして、5.0円を上場記念増配します。合わせまして年間配当予想を35.0円に修正致します。