ＴＯＹＯ、今期経常を一転5％減益に下方修正

　ＴＯＹＯ　ＴＩＲＥ <5105> [東証Ｐ] が11月14日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比8.4％増の452億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の600億円→530億円(前期は559億円)に11.7％下方修正し、一転して5.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の214億円→144億円(前年同期は266億円)に32.6％減額し、減益率が19.5％減→45.7％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比46.0％減の67.7億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の13.2％→4.3％に急低下した。

株探ニュース