朝日放送ＨＤ、今期経常を24％下方修正、配当も4円減額

　朝日放送グループホールディングス <9405> [東証Ｐ] が11月14日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比68.9％減の4.7億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の45億円→34億円(前期は47.9億円)に24.4％下方修正し、減益率が6.1％減→29.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比10.2％減の29.2億円に減る計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→16円(前期は24円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比32.4％減の5.1億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の2.9％→2.4％に悪化した。

株探ニュース