広電鉄、今期経常を赤字拡大に下方修正

配信元:株探
投稿:2022/11/14 13:00
 広島電鉄 <9033> [東証S] が11月14日後場(13:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は14.9億円の赤字(前年同期は20.5億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
 しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の27.8億円の赤字→30.4億円の赤字(前期は44.4億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の5.9億円の黒字→6.6億円の黒字(前期は10.5億円の赤字)に11.9%上方修正した。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は15.4億円の赤字(前年同期は23.8億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は8.9億円の赤字(前年同期は12.8億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-22.4%→-13.6%に急改善した。

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