千趣会、今期最終を赤字拡大に下方修正

　千趣会 <8165> [東証Ｐ] が11月11日大引け後(16:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は86.7億円の赤字(前年同期は4.7億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の40億円の赤字→97億円の赤字(前期は3億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の3.4億円の赤字→60.4億円の赤字(前年同期は1.7億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は50.1億円の赤字(前年同期は100万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の-0.1％→-17.9％に急悪化した。

株探ニュース