ジオスター、上期経常は一転7%増益で上振れ着地

配信元:株探
投稿:2022/11/11 15:00
 ジオスター <5282> [東証S] が11月11日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比7.3%増の8.2億円に伸び、従来の15.3%減益予想から一転して増益で着地。
 通期計画の12億円に対する進捗率は68.6%に達し、5年平均の40.4%も上回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比73.9%減の3.7億円に大きく落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比39.0%減の2.9億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.5%→4.7%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 連結業績につきましては、一部のプロジェクトの期ずれ等により、売上高は109億92百万円(対前回予想11.4%減)となりました。一方、損益につきましては、プロジェクト構成の好転とコスト削減施策等により、営業利益8億14百万円(対前回予想25.2%増)、経常利益8億23百万円(対前回予想26.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億74百万円(対前回予想10.3%増)と前回発表予想を上回る水準となりました。個別業績につきましても、連結と同様の理由により、売上高は107億80百万円(対前回予想11.6%減)、営業利益8億64百万円(対前回予想92.1%増)、経常利益8億73百万円(対前回予想94.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益5億31百万円(対前回予想77.2%増)となりました。なお、通期の業績予想値につきましては、今後のプロジェクト動向等を精査し、業績予想の修正が必要となった場合には改めて公表する予定であります。
配信元: 株探

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