板硝子、今期最終を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2022/11/10 15:00
 日本板硝子 <5202> [東証P] が11月10日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は388億円の赤字(前年同期は85.9億円の黒字)に転落し、従来の30億円の黒字予想から一転赤字で着地。
 併せて、通期の同損益を従来予想の40億円の黒字→410億円の赤字(前期は41.3億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は21.8億円の赤字(前年同期は44.6億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は411億円の赤字(前年同期は60.5億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の3.9%→3.1%に悪化した。

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