日本麻、今期経常を2.2倍上方修正

配信元:株探
投稿:2022/11/10 15:00
 日本製麻 <3306> [東証S] が11月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の8700万円→1億8800万円(前期は7400万円)に2.2倍上方修正し、増益率が17.6%増→2.5倍に拡大する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の5200万円→8700万円(前年同期は2800万円)に67.3%上方修正し、増益率が85.7%増→3.1倍に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)連結業績 2023年3月期第2四半期連結業績につきましては、マット事業の海外連結子会社が販売数量を伸ばし、売上高は前回発表予想を上回る見込みです。また、個別業績予想の影響により営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても上方修正いたします。 通期個別業績予想の修正に加え、連結子会社の下期計画を見直した結果、通期連結業績予想につきましても修正いたします。(2)個別業績 2023年3月期第2四半期個別業績につきましては、マット事業の国内販売が自動車メーカー減産の影響を受けたため売上高は前回発表を下回る見込みです。産業資材事業は黄麻商品の主だった受注が上期に集中した結果、増益の見込みであり、食品事業は社会経済活動の正常化に向けた動きに伴い業務用のパスタ、レトルト製品がともに順調に推移したため増益の見込みです。この影響を受け経常利益、四半期純利益も前回発表予想を上回る見込みです。 通期個別業績予想につきましては、上期実績を踏まえて、マット事業は同様に推移し、産業資材事業においては季節的要因により、また、上期に受注が集中したため下期業績は減収減益を見込んでおります。食品事業はパスタ部門において製造加工の受託を予定しており増益を見込んでおります。この影響により計画の見直しを行った結果、通期個別業績予想を修正いたします。(注)上記の業績予想は、本資料の作成時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により、本予想数値と異なる可能性があります。
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