ユーザベース、今期経常を38％下方修正

　ユーザベース <3966> [東証Ｇ] が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比68.7％減の4億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の6.5億円→4億円(前期は15.7億円)に38.5％下方修正し、減益率が58.8％減→74.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.3億円の黒字→1.1億円の赤字(前年同期は4.7億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は1.1億円の赤字(前年同期は1.8億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の5.8％→-2.1％に急悪化した。

株探ニュース