東特線、上期経常は21%減益で着地、下期配当を見送り

配信元:株探
投稿:2022/11/08 15:15
 東京特殊電線 <5807> [東証S] が11月8日大引け後(15:15)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比21.0%減の15億円に減り、通期計画の31.5億円に対する進捗率は47.9%となり、5年平均の50.0%とほぼ同水準だった。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比17.6%増の16.4億円に伸びる計算になる。

 同時に、TTCホールディングスによるTOBに伴い、従来50円を計画していた下期配当は見送る方針とした。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比19.8%減の7.6億円に減り、売上営業利益率は前年同期の17.5%→14.3%に低下した。

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