科研薬、上期経常が8％減益で着地・7-9月期も9％減益

　科研製薬 <4521> [東証Ｐ] が11月8日後場(13:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比7.9％減の85.5億円に減ったが、通期計画の155億円に対する進捗率は55.2％となり、5年平均の53.1％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比15.8％減の69.4億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比8.8％減の42.2億円に減り、売上営業利益率は前年同期の24.1％→22.3％に低下した。

株探ニュース