AMGHD、今期最終を一転2.7倍増益に上方修正・2期ぶり最高益、配当も15円増額

配信元:株探
投稿:2022/11/07 15:30
 AMGホールディングス <8891> [東証S] が11月7日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結最終利益を従来予想の6.2億円→24.2億円(前期は8.8億円)に3.9倍上方修正し、一転して2.7倍増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結最終利益も従来予想の3.4億円→3.5億円(前年同期は2億円)に5.3%上方修正し、増益率が66.7%増→75.5%増に拡大する見通しとなった。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→45円(前期は30円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2023年3月期第2四半期連結累計期間は、分譲マンション事業において着工時期の遅れ等により、引渡戸数が計画を下回ったことなどから、売上高は前回公表予想を下回る見通しとなりました。しかし、戸建分譲事業において、建築資商材価格の上昇分の販売価格への転嫁が順調に推移したこと、並びにグループ全体で販売管理費を抑制できたことから、営業利益及び経常利益は前回公表予想を上回る見通しとなりました。通期連結業績予想につきましては、「3.特別利益の計上について」に記載のとおり、第3四半期において特別利益(負ののれん発生益)を計上することとなるため、親会社株主に帰属する当期純利益が前回発表予想を上回る見通しとなりました。第3四半期より株式会社川崎ハウジング(以下「川崎ハウジング」という。)及び株式会社ハウメンテ(以下「ハウメンテ」といい、両者あわせて「対象会社」という。)の収益が当社グループの連結業績に反映されることとなりますが、昨今の急激な円安に伴う原料・燃料価格の高騰及びこれに伴う建築資商材の値上げが続いており、第3四半期以降の不透明な市場動向により、営業利益及び経常利益は前回公表予想と同程度を見込んでおります。

 当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上の重要課題の一つとして位置付けており、将来的な事業展開のために内部留保の充実を図りつつ、業績に応じた配当を継続的に実施することを基本方針としております。2023年3月期通期連結業績予想において、親会社株主に帰属する当期純利益が当初の予想から大幅に増加する見込みであることから、期末配当予想を前回予想の1株当たり30円から15円増額し、45円とすることにいたしました。
配信元: 株探

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