奥村組、上期経常を73％上方修正

　奥村組 <1833> [東証Ｐ] が11月4日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の26億円→45億円(前年同期は74.4億円)に73.1％上方修正し、減益率が65.1％減→39.6％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の93億円(前期は140億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　(個別業績予想)　土木事業及び建築事業の売上総利益率が改善したことによる売上総利益の増加等により、営業利益は前回発表予想を約730百万円上回る約3,930百万円、経常利益は同約1,080百万円上回る約5,180百万円、四半期純利益は同約800百万円上回る約4,300百万円となる見込みです。　また、土木事業及び建築事業の売上総利益率は10.5％(土木15.4％、建築7.1％)となる見込みです。(前回発表予想9.3％(土木13.5％、建築6.1％))　(連結業績予想)　個別業績予想の修正に加え、石狩バイオマス発電事業において発電施設の引き渡しが遅れていることに伴い、経費の発生時期が下期に変更となり、営業利益が増加したこと等により、修正を行うものです。なお、2023年3月期業績予想については、2022年11月11日の2023年3月期第2四半期決算発表時にお知らせいたします。(注)上記の予想は、現時点における入手可能な情報に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。