日鉄鉱、今期経常を17％上方修正

　日鉄鉱業 <1515> [東証Ｐ] が11月4日後場(13:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.4％増の96.1億円となった。
　併せて、通期の同利益を従来予想の115億円→135億円(前期は166億円)に17.4％上方修正し、減益率が30.7％減→18.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比46.2％減の38.8億円に落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の162.5円→203円(前期は1→2の株式分割前で335円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比13.8％減の34.9億円に減り、売上営業利益率は前年同期の11.6％→9.7％に低下した。

株探ニュース