いよいよ11月相場に突入します。
本日は、知っていると知らないとでは、年末のトレードの成績が変わる重要なポイントをお伝えします。ぜひ本記事の重要なポイントを抑えて、11月・12月相場を乗り越えましょう。
11月相場は10月相場の延長戦で株価が下がりやすい傾向があります。特に決算発表後の失望売りが出やすいのが特徴です。
決算自体が予想を下回った銘柄や決算自体は予想通りにもかかわらず上方修正がなかった銘柄は要注意です。
決算発表後の失望売りを避けるためには、【保有銘柄の決算発表日をあらかじめ把握しておくこと】です。
各会社のIRページのIRカレンダーをみるとほとんどの企業が決算発表日を掲示しています。また、「IFIS株予報」とネット検索していただき、銘柄コードを入力すると決算発表予定日を調べることができます。
これらの情報を使ってまずは保有する銘柄の決算発表日を調べ、決算発表日を持ち越すのか?決算発表日前に売るのか?を決めておきましょう。これだけで決算発表後の失望売りで損をする確率を下げられるはずです。
決算発表後の失望売り対策の次に押えておきたいのが、【米国株の傾向】です。
過去の株価データでは、米国株は11月、12月は上がりやすい傾向が見られます。これまで米国株はある意味ずっと上がっていたので過去の統計が役に立たない可能性はあるものの、【米国株が年末に向けて上がりやすい】というのはある程度の投資家なら誰もが知っているアノマリーです。今年も年末に向け徐々に投資家心理が改善し米国株も反発してくる可能性が高いと考えています。
米国株の傾向の次に押えておきたいのが、【年末の新興株祭り】です。
12月のクリスマス以降、新興株が上がりやすい傾向があるのは長年トレードしているひとならご存知なのではないでしょうか。12月に出てくる節税対策の売りをこなした後の新興株が上がりやすいというアノマリーを押えたうえで、そのタイミングで上がりやすそうな銘柄を今のうちに探しておくのです。
以上をまとめると11月は、
1.決算発表後の失望売りが出やすいので決算発表日を調べておく
2.米国株が年末に向けて上がりやすく、底打ちのタイミングを見極める
3.年末の新興株祭りをにらんだ銘柄選びをする
この3点をしっかりと意識しておきましょう。
これだけで年末のトレードの成績が変わるはずだと思います。ぜひ実践して下さいね。
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