キヤノンはウリ気配、22年12月期最終利益予想の下方修正を嫌気
キヤノン<7751.T>はウリ気配。26日の取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。有価証券評価損などを反映し、最終利益予想は2620億円から2500億円(前期比16.4%増)に下方修正したことを嫌気した売りが膨らんだ。一方、売上高予想は4兆800億円から4兆900億円(同16.4%増)に引き上げた。印刷機を手掛けるプリンティング部門や半導体露光装置の売り上げは想定を下回る半面、カメラなどを手掛けるイメージング部門やメディカル部門は予想よりも好調に推移する見通しとした。業績見通しの前提となる10~12月の為替レートは1ドル148円、1ユーロ144円に設定した。
出所:MINKABU PRESS
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