新興市場銘柄ダイジェスト:オークファンはストップ安で上場来安値更新、アルファクスがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2022/10/24 15:44
<3674> オークファン 398 -80
ストップ安で上場来安値更新。連結子会社のSynaBiz(東京都品川区)で22年9月期を含む複数事業年度に渡って不適切な取引及び不適切な会計処理が行われていた疑念があると認識したと発表している。取引内容の詳細や影響額など事実関係の確認のため、外部の専門家で構成される特別調査委員会を設置するとともに、11月14日に予定していた22年9月期の決算発表を延期する。新たな発表日は現時点では未定。また、同期の業績予想は未定に変更する。

<3999> ナレッジスイート 841 +55
一時ストップ高を付け、年初来高値を更新した。100%子会社としてブーストマーケティング(東京都港区)を設立し、タレントの肖像をサブスクで提供するタレントテック事業を立ち上げると発表している。利用企業は、タレント毎に用意された300点以上のポーズやスーツ姿、ナチュラルウエア、着物姿、業界特化型の衣装を着た写真素材の中から、活用する写真素材を月額30万円から利用できる。オープニングを飾るタレントとして、ビジネスブーストアンバサダーの小泉今日子さんらが参画する。

<3814> アルファクス 480 +80
ストップ高。神奈川県の新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業の選定施設「湯本富士屋ホテル」(神奈川県箱根町)で導入実証する配膳ロボットとして、アルファクス・フード・システムの配膳AIロボット「サービスショットα8号機」が採択されたと発表している。23年1月までの予定でロボットの導入実証を実施し、効果検証後にロボットなどの実装が検討されるという。

<6045> レントラックス 884 +25
年初来高値。23年3月期の営業利益予想を従来の9.01億円から11.14億円(前期実績7.93億円)に上方修正している。主力の成果報酬型広告サービス事業で成果獲得件数の増加が続いており、利益を押し上げる見通し。また、9月の売上高は前年同月比41.4%増の2.82億円だったと発表している。成果報酬型広告サービス事業でのパートナーサイト運営者数は前月から408名増え、4万7441名だった。

<3133> 海帆 165 +19
一時ストップ高。新たに子会社「KAIHAN ENERGY JAPAN」(横浜市)設立し、新たな事業として再生可能エネルギー資源を利用した発電所の開発、発電・売電を開始すると発表している。出資比率は100%で、設立年月日は10月の予定。フードロスを利用したバイオマス発電事業や太陽光発電事業など再生可能エネルギーの事業形態を検討した結果、新会社を設立することにしたという。

<3967> エルテス 904 +114
一時ストップ高。丸紅<8002>子会社の丸紅情報システムズ(東京都新宿区)と販売代理店契約を締結したと発表している。エルテスの「Internal Risk Intelligence」(内部脅威検知サービス)を、丸紅情報システムズの販売網を通じて提供する。ファイルサーバーなどのログデータを横断的に分析して人の振る舞いを炙り出し、リスク予兆を検知するサービスで、今後自然言語処理機能の拡充を予定しているという。 <ST>
配信元: フィスコ

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