オークワ、今期経常を一転29%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2022/09/28 15:00
 オークワ <8217> [東証P] が9月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年2月期の連結経常利益を従来予想の56億円→39億円(前期は54.6億円)に30.4%下方修正し、一転して28.6%減益見通しとなった。
 同時に、3-8月期(上期)の連結経常利益も従来予想の21億円→11.7億円(前年同期は26.1億円)に44.3%下方修正し、減益率が19.5%減→55.2%減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 連結及び単体の業績予想修正の要因については、主にスーパーマーケット事業によるものであります。(第2四半期累計期間)第2四半期累計期間におきまして、まん延防止等重点措置の解除以降は、行動制限の緩和やお客様の購買行動の変化に伴い、既存店客数は前期より約3%減少し、直営売上は当初計画より4.5%減少いたしました。これにより、荒利益率は当初計画どおり推移したものの、荒利益額が不足いたしました。加えて、地政学リスクの増加に伴いエネルギー価格が想定以上に上昇し、光熱費も当初計画より約10%超過したため、営業収益、各利益ともに期初の予想を下回る結果となりました。(通期)2023年2月期の業績におきまして、下半期の直営売上は昨年の環境から一巡し、上半期より改善すると予想するものの、引き続き厳しい状況が続くものと想定いたします。また、原材料価格、エネルギー価格の上昇は継続すると見込まれ、光熱費につきましても第2四半期累計期間同様に増加が想定されることから、業績の下振れリスクも高く、先行き不透明な状況が続くものと思われます。以上のことから、第2四半期累計期間の業績を踏まえ、2022年4月4日に公表いたしました業績予想を修正いたします。※上記の予想は、本資料の発表日において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。
配信元: 株探

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