決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ＭＳＯＬ、Ｈａｍｅｅ、ネオジャパン (9月14日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の9月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ネオジャパン <3921>
　23年1月期の連結経常利益を従来予想の13.5億円→11.8億円(前期は13.6億円)に13.0％下方修正し、減益率が0.1％減→13.2％減に拡大する見通しとなった。

▲No.3　アセンテック <3565>
　23年1月期の連結経常利益を従来予想の7.8億円→6.4億円(前期は7.1億円)に17.3％下方修正し、一転して9.7％減益見通しとなった。

▲No.4　ＭＳＯＬ <7033>
　22年10月期第3四半期累計(21年11月-22年7月)の連結経常利益は前年同期比50.2％減の2.7億円に大きく落ち込み、通期計画の12.1億円に対する進捗率は22.7％にとどまり、4年平均の43.2％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3921> ネオジャパン 　東Ｐ　　 -8.35 　　9/14　　上期　　　 -4.98
<4446> リンクユー 　　東Ｐ　　 -6.08 　　9/14　本決算　　　116.28
<3565> アセンテック 　東Ｐ　　 -5.55 　　9/14　　上期　　　 -7.81
<7033> ＭＳＯＬ 　　　東Ｐ　　 -2.20 　　9/14　　　3Q　　　-50.18
<3134> Ｈａｍｅｅ 　　東Ｐ　　 -1.91 　　9/14　　　1Q　　　-14.70

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース