シャノン、今期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で38%の赤字

配信元:株探
投稿:2022/09/12 17:00
 シャノン <3976> [東証G] が9月12日大引け後(17:00)に決算を発表。22年10月期第3四半期累計(21年11月-22年7月)の連結最終損益は2億5600万円の赤字(前年同期は3700万円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の2900万円の黒字→2億4800万円の赤字(前期は1億0700万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を38.4%毀損する規模となった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1億7400万円の黒字→1億0300万円の赤字(前年同期は700万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 直近3ヵ月の実績である5-7月期(3Q)の連結最終損益は1億1100万円の赤字(前年同期は7700万円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-20.6%→-19.5%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 今回の修正としましては、連結業績予想の修正理由(メタバース事業と後藤ブランド株式会社の影響を除く)に記載した内容と期中に行ったヴィビットインタラクティブ株式会社の吸収合併処理に際して発生した抱合せ株式消滅差損の発生の影響により、売上高、経常利益、当期純利益ともに前回予想値を下回ることとなりました。
配信元: 株探

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