■同業他社比較
TDSE<7046>の2023年3月期第1四半期における通期計画に対する売上高の進捗率は25.0%だった。主なAI企業8社の第1四半期(3月期決算企業)と比較して、売上規模にばらつきはあるものの、ダブルスタンダード<3925>と同水準であり、相対的に良好な進捗であったことが窺える。特に同社は下期偏重の傾向が従来あったが、足元で平準化を進めていることも奏功していると言えよう。2023年3月期第1四半期の高い伸びは、当然通期での成長拡大への期待に繋がるだろう。加えて、前述のとおりストック型ビジネスに関する成長戦略施策が進行していることも同社のさらなる成長性向上に資すると弊社では考えている。なお、営業損益については黒字に転換し、進捗率は18.6%となる。8社のうち半数は営業赤字であるほか、AI inside<4488>の第1四半期営業利益の進捗率は9割に達しているが、通期計画で8割減益を見込んでいる影響であり、営業利益の進捗率においても良好な進捗と言えるだろう。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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TDSE<7046>の2023年3月期第1四半期における通期計画に対する売上高の進捗率は25.0%だった。主なAI企業8社の第1四半期(3月期決算企業)と比較して、売上規模にばらつきはあるものの、ダブルスタンダード<3925>と同水準であり、相対的に良好な進捗であったことが窺える。特に同社は下期偏重の傾向が従来あったが、足元で平準化を進めていることも奏功していると言えよう。2023年3月期第1四半期の高い伸びは、当然通期での成長拡大への期待に繋がるだろう。加えて、前述のとおりストック型ビジネスに関する成長戦略施策が進行していることも同社のさらなる成長性向上に資すると弊社では考えている。なお、営業損益については黒字に転換し、進捗率は18.6%となる。8社のうち半数は営業赤字であるほか、AI inside<4488>の第1四半期営業利益の進捗率は9割に達しているが、通期計画で8割減益を見込んでいる影響であり、営業利益の進捗率においても良好な進捗と言えるだろう。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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