新興市場銘柄ダイジェスト:TORICOは大幅に4日ぶり反落、ブロードエンターがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2022/08/31 15:43
<9522> リニューアブルJ 746 -81
大幅に反落。ENEOSホールディングス<5020>傘下のENEOS(東京都千代田区)及び関西電力<9503>との資本業務提携契約を変更すると発表している。ENEOS及び関西電によるリニューアブル・ジャパンへの資本参加を解消し、両社がそれぞれ保有する220万株を売り出すことで合意した。今後もENEOS及び関西電とは再生可能エネルギー発電所の共同開発などを提携内容とし、良好な関係を継続するとしている。

<4415> ブロードエンター 1304 +300
ストップ高。ミサワホーム(東京都新宿区)グループのミサワホーム不動産(同)と業務提携契約を締結したと発表している。ミサワホーム不動産の不動産管理事業で管理する賃貸物件の所有者に対し、ブロードエンタープライズのIoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」とマンション向け高速インターネット「B-CUBIC」を導入提案する。業務提携は拡販につながるとの見方から、買いが集まっているようだ。

<6561> HANATOUR 1460 +86
大幅に3日続伸。岸田文雄首相が記者会見し、新型コロナウイルスの水際対策で入国者数の上限を9月7日から1日当たり現在の2万人から5万人に引き上げると表明し、好感されている。観光目的の外国人の入国も添乗員を伴わないツアーを認めるなど緩和を進める。このため観光関連銘柄に投資資金が流入しており、HANATOUR JAPANのほか、ベルトラ<7048>アドベンチャー<6030>旅工房<6548>も買われている。

<3498> 霞ヶ関キャピタル 3005 +234
年初来高値。東京都新宿区の販売用不動産(ヘルスケア関連施設開発用地)を売却すると発表している。敷地面積は約750平方メートル。売却先や売却価格は非公表。ただし、売却価格は21年8月期売上高(142.95億円)の10%相当額以上としている。開発用地の売上は23年8月期以降に計上される予定。前日に配当落ちなどで4.5%以上も下落しており、値頃感も買いを支えているようだ。

<7138> TORICO 2063 -277
大幅に4日ぶり反落。東証が31日から信用取引に関する規制措置を強化したことが嫌気されている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)となった。日証金も増担保金徴収措置を実施している。TORICO株は17日に上場来安値(1259円)を記録してから買いが殺到し、前日に上場来高値(2804円)を付けるなど短期間に急騰したことから、規制強化を機に利益確定売りも出ているようだ。

<1447> ITbookHD 408 -7
4日続落。グループのITbook(東京都江東区)がデジタル庁の「地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化に向けた環境整備の促進等に関する調査研究」を受託したと発表している。調査研究実施期間は9月から23年3月までの予定。地方公共団体情報システムで出力されるデータが、データ要件・連携要件標準仕様に適合していることを確認するシステムを新たに構築する。 <ST>
配信元: フィスコ

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