日本ピストンリング---水素エンジントラック開発プロジェクトへの参画

日本ピストンリング<6461>は23日、同社が2021年より参画しているiLaboが実施する水素エンジントラック開発プロジェクトにおいて、山梨県昭和町でiLaboが同社製のピストンリングおよびバルブシートを搭載した水素エンジンの性能を評価する設備を稼働させることを発表した。

iLaboは、既存の軽油で走行するディーゼルエンジントラックを、水素燃料で走行する水素エンジントラックに改造する水素化コンバージョン技術の開発を進めている。同社は、水素エンジン固有の事象に適応したピストンリングおよびバルブシートを提供し、実用化のための課題解決に向け、更なる研究開発を進めるとしている。

同社は、大型商用トラックが水素エンジンにおける主要なマーケットとなるものと注目しており、同プロジェクトへの参画により、次世代水素エンジンの開発に貢献していくとしている。


＜ST＞