大幸薬品、非開示だった今期最終は赤字縮小、未定だった配当は無配継続

配信元:株探
投稿:2022/08/12 15:30
 大幸薬品 <4574> [東証P] が8月12日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は27.9億円の赤字(前年同期は23.7億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
 しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が33億円の赤字(前期は95.9億円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しを示した。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益は5億円の赤字(前年同期は72.2億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

 同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終損益は10.5億円の赤字(前年同期は22.2億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-113.9%→-60.3%に改善した。

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