東海カ、上期経常は83％増益で上振れ着地

　東海カーボン <5301> [東証Ｐ] が8月8日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比82.7％増の194億円に拡大し、従来予想の160億円を上回って着地。
　通期計画の340億円に対する進捗率は57.2％となり、5年平均の56.1％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.0％増の145億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比66.1％増の110億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の10.8％→10.0％に低下した。

株探ニュース