積化成が後場下げ幅を拡大、23年3月期営業利益を一転減益予想へ下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/08/02 12:49
 積水化成品工業<4228.T>が後場下げ幅を拡大している。午前11時40分ごろ、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を18億円から9億5000万円(前期比35.1%減)へ、最終利益を9億円から1億円(前期59億1700万円の赤字)へ下方修正し、増益予想から一転して営業減益予想としたことが嫌気されている。

 売上高は1250億円(前期比6.3%増)の従来見通しを据え置いたものの、原料価格の急激な高騰に対する販売価格への転嫁に遅れが生じたことに加えて、上海ロックダウンに伴う需要の減少、積水化成品大分の火災対応などの費用が発生したことなどが響くとしている。

 同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高284億4100万円(前年同期比0.5%減)、営業損益6億5800万円の赤字(前年同期1億8200万円の黒字)、最終損益5億6900万円の赤字(同1億2000万円の黒字)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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