フタバ、今期経常を一転5％減益に下方修正

　フタバ産業 <7241> [東証Ｐ] が7月28日大引け後(16:20)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は16.2億円の赤字(前年同期は36億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の100億円→74億円(前期は78億円)に26.0％下方修正し、一転して5.2％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の20億円の黒字→6億円の赤字(前年同期は16.7億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の2.3％→-1.3％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年３月期第１四半期の連結業績実績については、売上高は部品供給不足に伴う客先稼働停止の影響により想定を下回りました。営業利益は当該影響に加え、これに伴う労務費負担増等もあり想定を大きく下回りました。また、第２四半期においても当初の見通しには届かないことが予想されます。このような状況を踏まえ、2023年３月期第２四半期累計期間および通期の連結業績予想について、上記のとおり修正いたします。