決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … エムスリー、信越化、ファナック (7月27日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　東光高岳 <6617>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比61.5％増の15.1億円に拡大し、通期計画の45億円に対する進捗率は33.7％に達し、5年平均の14.6％も上回った。

★No.3　三菱自 <7211>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の930億円→1200億円(前期は1009億円)に29.0％上方修正し、一転して18.8％増益見通しとなった。

★No.4　ＳＢテク <4726>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比22.0％増の10.7億円に伸びた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2413> エムスリー 　　東Ｐ 　 +13.80 　　7/27　　　1Q　　　-20.25
<6617> 東光高岳 　　　東Ｐ 　 +11.55 　　7/27　　　1Q　　　 61.51
<7211> 三菱自 　　　　東Ｐ　　 +8.44 　　7/27　　　1Q　　　342.03
<4726> ＳＢテク 　　　東Ｐ　　 +7.45 　　7/27　　　1Q　　　 22.01
<5344> ＭＡＲＵＷＡ 　東Ｐ　　 +7.30 　　7/27　　　1Q　　　 77.38

<6807> 航空電子 　　　東Ｐ　　 +6.98 　　7/27　　　1Q　　　115.37
<4063> 信越化 　　　　東Ｐ　　 +5.35 　　7/27　　　1Q　　　100.74
<9502> 中部電 　　　　東Ｐ　　 +5.20 　　7/27　　　1Q　　　-33.68
<1959> 九電工 　　　　東Ｐ　　 +3.88 　　7/27　　　1Q　　　-24.70
<3275> ハウスコム 　　東Ｐ　　 +3.77 　　7/27　　　1Q　　 1820.00

<6954> ファナック 　　東Ｐ　　 +3.76 　　7/27　　　1Q　　　　2.72
<2359> コア 　　　　　東Ｐ　　 +2.96 　　7/27　　　1Q　　　 11.82
<7735> スクリン 　　　東Ｐ　　 +2.67 　　7/27　　　1Q　　　110.04
<9932> 杉本商 　　　　東Ｐ　　 +2.61 　　7/27　　　1Q　　　-20.65
<9531> 東ガス 　　　　東Ｐ　　 +2.34 　　7/27　　　1Q　　　259.84

<9022> ＪＲ東海 　　　東Ｐ　　 +1.70 　　7/27　　　1Q　　　　黒転
<5486> 日立金 　　　　東Ｐ　　 +1.33 　　7/27　　　1Q　　　363.93
<9991> ジェコス 　　　東Ｐ　　 +0.72 　　7/27　　　1Q　　　-22.62
<7931> 未来工業 　　　東Ｐ　　 +0.26 　　7/27　　　1Q　　　 -6.49

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース