◆ やはり“下方向”… - 136円半ば
注目のFOMCは、2会合連続となる“0.75%利上げ”となりました。
ただし“想定通り”ということもあって、“金利選好→ドル買い”が台頭することはありませんでした。
逆に「今後の利上げペース鈍化」を示唆したパウエルFRB議長発言をキッカケにして、マーケットは“ドル売り”に振れています。
こうして発表直後にこそ“137.447円”へと上昇したドル円ですが、“136円台(安値は136.324円)”へと値を落とし、そして本日に入ってさらに下値を拡大するに至っています。
◆ こうなると“なかなか止まらない”…?
「知ったら終い」といってしまえばそれまでですが、マーケットは“足元”よりも“先行き”を見通して動くものです。
このため昨日は「利上げ」という“足元(現実)”よりも、「今後の利上げペース鈍化」という“先行き”を見通した動意となりました。
そしてこういう展開になってしまうと、“ポジション整理(想定した思惑と違う→投げ売り)”が台頭しやすいのが自明の理ということになります。
◆ ただ“135円割れ”はいい過ぎか…!?
中長期的に見ればまだ“ドル買い”は進行すると見られますが、目先に関しては思った以上に“ドル売り”が進行する展開を想定しておくべきかもしれませんね。
問題はどこまで突っ込むか…?
個人的には“135円割れ”も想定していますが、それはちょっといい過ぎか…?
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※FOMC後の余波が想定されますので、いつもより値幅を拡大しています。
139.410(7/14高値《年初来高値》)
139.123(7/15高値)
139.000(大台、+2σ)
138.874(7/21高値)
138.564(7/18高値、7/14~7/22の76.4%戻し)
138.385(7/19-20高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:137.955(7/22高値、7/14~7/22の61.8%戻し、大台、+1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:137.447(7/27高値、7/14~7/22の50%戻し水準)
上値3:137.204(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
上値2:137.000(大台)
上値1:136.838(日足・一目均衡表基準線、20日移動平均線)
前営業日終値:136.618
下値1:136.429(7/22~7/27の38.2%押し)
下値2:136.273(7/26-27安値、7/22~7/27の61.8%押し水準)
下値3:136.145(ピボット1stサポート)
下値4:136.000(大台、7/22~7/27の76.4%押し)
下値5:135.877(7/25安値)
135.743(-1σ)
135.564(7/22安値、ピボット2ndサポート)
135.446(6/16~7/14の50%押し)
135.326(7/8安値)
135.000(大台、ピボットローブレイクアウト)
134.935(7/6安値)
134.746(7/1-4安値、5/24~7/14の38.2%押し、-2σ)
134.525(6/27安値)
《10:20》
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