アシロ、今期最終を16％上方修正・最高益予想を上乗せ

　アシロ <7378> [東証Ｇ] が7月19日大引け後(16:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。22年10月期の連結最終利益を従来予想の2億7600万円→3億1900万円(前期は2億2900万円)に15.6％上方修正し、増益率が20.5％増→39.3％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結最終利益も従来予想の7000万円→1億1300万円(前年同期は1億0700万円)に61.4％増額し、一転して5.6％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社の当期業績予想については、前期まで新型コロナウィルス感染拡大による影響を大きく受けていたことから、当期においても一定程度その影響が残る前提で業績予想を策定しておりました。しかしながら経済正常化が進み、主要事業であるリーガルメディア事業の顧客数及び掲載枠数は想定を上回って成長しており、派生メディア事業についても人材市場の回復を受けて前期比大幅な増収増益となるなど、予算を大きく上回る事業進捗となっております。上記状況を踏まえ業績予想の再検討を行った結果、売上収益は2,149百万円（前回予想比＋15.5％）、営業利益は473百万円（同＋16.5％）、税引前利益は467百万円（同＋15.9％）、当期利益は310百万円（同＋12.3％）、親会社の所有者に帰属する当期利益は319百万円（同＋15.8％）と、前回修正予想を上回る見通しとなりました。なお、上記予想につきましては、第２四半期末までの新型コロナウィルス感染症による影響は軽微であったことから、第４四半期末である2022年10月31日までの期間においては同様の状況が続くものと仮定した計画となります。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在に入手可能な資料を基に作成したものであり、実際の業績は、様々な要因により、予想数値と異なる可能性があります。