アサヒ陶、上期経常は赤字転落で下振れ着地、未定だった今期配当は無配継続

　アサヒ衛陶 <5341> [東証Ｓ] が7月15日大引け後(16:00)に決算を発表。22年11月期第2四半期累計(21年12月-22年5月)の連結経常損益は7600万円の赤字(前年同期は2000万円の黒字)に転落し、従来の5000万円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常損益は1億2600万円の黒字(前年同期は1400万円の赤字)に浮上する計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結経常損益は4300万円の赤字(前年同期は1200万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.4％→-10.3％に急悪化した。

株探ニュース