出前館、今期最終は赤字拡大、未定だった配当は無配継続

配信元:株探
投稿:2022/07/15 15:30
 出前館 <2484> [東証S] が7月15日大引け後(15:30)に決算を発表。22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結最終損益は295億円の赤字(前年同期は154億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
 併せて、通期の連結最終損益は367億円の赤字(前期は218億円の赤字)に赤字幅が拡大する見通しを示した。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した6-8月期(4Q)の連結最終損益は71.6億円の赤字(前年同期は64億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

 同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結最終損益は66.5億円の赤字(前年同期は56.6億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-62.9%→-59.7%に改善した。

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