三菱重が後場上げ幅を拡大、エジプトの石油精製大手と水素燃焼技術を導入する契約を締結

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/06/27 13:59
三菱重が後場上げ幅を拡大、エジプトの石油精製大手と水素燃焼技術を導入する契約を締結  三菱重工業<7011.T>が後場上げ幅を拡大している。この日午後、エジプトのオイル&ガス大手アレキサンドリア石油精製・化学社(ANRPC)と、水素燃焼技術を導入する契約を締結したと発表しており、これが好材料視されている。

 同契約に基づき、三菱重は毎時100トンの能力を持つ既存ボイラーの燃料転換ソリューションの設計、調達、建設及び試運転を担当し、効率的で安全な運転を確保するために、最新の水素バーナー技術を提供するとともに高度な制御ソリューションも導入する。具体的には、石油精製プロセスに蒸気を供給する既設の天然ガス・重油焚きボイラーを天然ガス・水素焚きに改造。燃料の水素は、プロセス中の触媒改質器ユニットから副生するガスで、現状フレアスタック(余剰ガス償却無害化装置)で燃やしているものを有効活用する。これによりANRPCは、23年末までに最大で水素100%の専焼が可能になる予定としている。

出所:MINKABU PRESS
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