◆ “値を落とした”が“押し戻されて”… - 136円前半
「パウエル議会証言」を前にして、昨日は“ドル買い”が緩む場面が見られました。
この影響にて“135.690円”へ値を落とす場面が見られましたが、“崩れる”に至りませんでした。
そうした中で行われた「パウエル議会証言」は、しっかりと“タカ派寄り”でした。
しかし“予想されたほどではない”ということから、マーケットの反応は“マチマチ”となりました。
こうしてNYダウ(△364ドル→+247ドル→△47ドル)/米10年債利回り(3.31%→3.13%→3.16%)が大きく揺れ動く中、ドル円は“136.209円”へと押し戻されて、昨日の取引を終えています。
◆ そして“タカ派寄り”だが“織り込み済”… - パウエル議会証言
昨日の議会証言を要約すれば、「インフレ抑止が最優先」が改めて示されたものの、「米景気後退リスク有」を認めた格好となります。
このため“タカ派寄り”であるものの、「米利上げペース増幅/利上げ幅拡大」を促すには“力不足”な内容といわざるを得ません。
そうなると“ある程度、織り込み済”と見られる状況でもあり、「日米金利差拡大」を背景にした新たな“ドル買い+円売り”は入りづらいと見るのが自然です。
本日も「パウエル議会証言(本日は下院)」は行われますが、“2日目の波乱”はほとんど見られていないのが実状でもあります。
基本は“上方向”との見方は変わっていませんが、“一旦の上値達成感”が意識されてもおかしくないという点は、やはり頭の片隅に残しておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:137.000(大台)
上値4:136.900(98/9/28高値、98/10/1高値)
上値3:136.704(6/22高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:136.628(6/22欧州タイム高値《6/22高値後の戻り高値》)
上値1:136.302(6/22NYタイム高値)
前営業日終値:136.209
下値1:136.000(大台)
下値2:135.690(6/22安値、+1σ、ピボット1stサポート)
下値3:135.576(6/15高値《旧年初来高値》、6/21~6/22の61.8%押し)
下値4:135.472(6/16~6/22の23.6%押し)
下値5:135.000(大台)
《10:25》
最新人気記事
-
三菱UFJなど銀行株は後場上げ幅拡大、日銀政策現状維持も大型株への... 09/20 13:13
-
来週の株式相場に向けて=自民党総裁選を経て株価は本格回復へ突き進むか 09/20 17:36
-
「好配当」が8位、不安定な相場環境で根強い人気<注目テーマ> 09/18 12:20
-
東京株式(大引け)=568円高と大幅に3日続伸、米株高を追い風に買... 09/20 15:41
-
「ゲーム関連」が21位にランクイン、「東京ゲームショウ2024」開... 09/20 12:20
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 09:00
-
今日 08:30
-
今日 08:30
-
今日 08:30