ETF売買動向＝23日寄り付き、日経レバの売買代金は201億円と低調

　23日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比3.0％増の449億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同3.5％増の381億円となっている。

　個別ではＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> 、ｉシェアーズ米国債１－３年ＥＴＦ <2620> など6銘柄が新高値。ｉシェアーズユーロ建て投資適格社債ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2623> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.56％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> は4.23％安、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ野村株主還元７０ <2529> は3.04％安と大幅に下落。

　日経平均株価が199円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金201億8400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均297億3900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が53億9700万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が48億600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が22億8300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が15億5200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が11億6600万円の売買代金となっている。

株探ニュース