<動意株・21日>(大引け)=ワンプラ、国際紙パルプ、JPHDなど
ワンダープラネット<4199.T>=後場一段高。同社はきょう、今夏に全世界同時配信リリースを予定している新作スマートフォン向けゲーム「アリスフィクション」の事前登録者数が50万人を突破したと発表しており、期待感が高まるかたちとなっているようだ。同ゲームは、かんたん爽快なハイスピードパズルバトルが楽しめる「ヤミツキ光速パズルRPG」で、今月3日から事前登録を開始。7日には事前登録者数が30万人を突破したと発表していた。
国際紙パルプ商事<9274.T>=大幅高で体勢立て直す。5月中旬にマドを開けて上放れて以降、5日移動平均線を絡め、ほぼ一本調子の上昇トレンドを形成、前日に目先筋の利食い急ぎの動きで大幅反落したものの、きょうはすかさず下値を拾われている。紙専門商社でM&A戦略を駆使して海外展開を加速。23年3月期は営業利益段階で前期比28%増の120億円予想と急拡大を見込むなか、PER4倍台、PBR0.6倍台と指標面で超割安圏にあり、水準訂正余地が意識されている。25年3月期に営業利益145億円の中期計画を掲げており、今期以降成長が続くことへの期待も買いを後押ししている。
JPホールディングス<2749.T>=動意含み。今月8日につけた戻り高値230円を上に抜けた。認可保育所など子育て支援ビジネスを展開しており、岸田政権が来年4月に新設する「こども家庭庁」の関連有力株としてマーケットの視線が向いている。こども家庭庁は約300人体制で発足し、専任大臣を置くことも伝わっており、予算増額に伴う新たな政策の発動で、関連企業の収益機会が広がることへの期待がある。同社株は200円台前半で値ごろ感もあり、PER8倍台と株価指標面でも割安感が強い。
レノバ<9519.T>=急伸。太陽光発電や風力、バイオマスなど再生可能エネルギーを活用した発電の開発・運営を行っている。昨年12月、秋田県由利本荘市沖の洋上風力事業者に選定されなかったことを売り材料に株価は暴落に見舞われたが、今年3月中旬以降は大底確認から徐々に出直り歩調に転じている。岸田政権では脱炭素戦略を推し進めるうえで、再生可能エネルギーと原子力を重視する姿勢を前面に押し出しており、同社にとっては値ごろ感からの見直し買いが観測されている。信用取組は買い長ながら売り残も厚く、直近データで信用倍率が1.6倍台にあるほか、日証金では貸株が融資を上回り取組妙味も浮上している。
博展<2173.T>=急反発。一時52円高の750円と値を飛ばし、前週末につけた高値721円を払拭、2020年1月以来約2年5カ月ぶりの高値をつけた。今月1日に大陽線で上放れて以降、継続的に投資資金の流入が観測されている。同社はディスプレー制作などをはじめ、企業のイベントや販促支援ビジネスを展開している。新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかるなか、政府の景気刺激策を背景としたリオープン関連の一角として人気化素地を開花させている。22年3月期に営業損益を大幅黒字化させたが、23年3月期は伸びが加速し同利益が前期比31%増の7億円と過去最高利益更新を見込んでいる。株式需給面では、個人投資家好みの中低位小型株ながら信用買い残が少なく、上値の軽さが意識されている。
トリプルアイズ<5026.T>=ストップ高。同社は20日、ヤマダホールディングス<9831.T>及びヤマダデンキと共同開発した顔認証決済アプリ「ヤマダPay顔認証決済」のサービス提供を拡大すると発表しており、これが買い手掛かりとなっているようだ。ヤマダPay顔認証決済は、顧客が顔登録用アプリを利用し、自身の顔画像を事前登録後に、ヤマダデンキの店舗で会計時に顔認証をすることで、財布もカードも持たずに手ぶらで買い物ができる決済サービス。顔認証AIにはトリプルアイズの独自開発による画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」が採用されている。このほど、ヤマダNEOBANK口座を開設した顧客も顔認証決済が可能となり、ヤマダNEOBANK口座での顔認証決済サービスの提供をスタート。先行リリースの対象店舗は1都3県のLABI13店舗となり、全店展開は2022年7月上旬を予定している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
国際紙パルプ商事<9274.T>=大幅高で体勢立て直す。5月中旬にマドを開けて上放れて以降、5日移動平均線を絡め、ほぼ一本調子の上昇トレンドを形成、前日に目先筋の利食い急ぎの動きで大幅反落したものの、きょうはすかさず下値を拾われている。紙専門商社でM&A戦略を駆使して海外展開を加速。23年3月期は営業利益段階で前期比28%増の120億円予想と急拡大を見込むなか、PER4倍台、PBR0.6倍台と指標面で超割安圏にあり、水準訂正余地が意識されている。25年3月期に営業利益145億円の中期計画を掲げており、今期以降成長が続くことへの期待も買いを後押ししている。
JPホールディングス<2749.T>=動意含み。今月8日につけた戻り高値230円を上に抜けた。認可保育所など子育て支援ビジネスを展開しており、岸田政権が来年4月に新設する「こども家庭庁」の関連有力株としてマーケットの視線が向いている。こども家庭庁は約300人体制で発足し、専任大臣を置くことも伝わっており、予算増額に伴う新たな政策の発動で、関連企業の収益機会が広がることへの期待がある。同社株は200円台前半で値ごろ感もあり、PER8倍台と株価指標面でも割安感が強い。
レノバ<9519.T>=急伸。太陽光発電や風力、バイオマスなど再生可能エネルギーを活用した発電の開発・運営を行っている。昨年12月、秋田県由利本荘市沖の洋上風力事業者に選定されなかったことを売り材料に株価は暴落に見舞われたが、今年3月中旬以降は大底確認から徐々に出直り歩調に転じている。岸田政権では脱炭素戦略を推し進めるうえで、再生可能エネルギーと原子力を重視する姿勢を前面に押し出しており、同社にとっては値ごろ感からの見直し買いが観測されている。信用取組は買い長ながら売り残も厚く、直近データで信用倍率が1.6倍台にあるほか、日証金では貸株が融資を上回り取組妙味も浮上している。
博展<2173.T>=急反発。一時52円高の750円と値を飛ばし、前週末につけた高値721円を払拭、2020年1月以来約2年5カ月ぶりの高値をつけた。今月1日に大陽線で上放れて以降、継続的に投資資金の流入が観測されている。同社はディスプレー制作などをはじめ、企業のイベントや販促支援ビジネスを展開している。新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかるなか、政府の景気刺激策を背景としたリオープン関連の一角として人気化素地を開花させている。22年3月期に営業損益を大幅黒字化させたが、23年3月期は伸びが加速し同利益が前期比31%増の7億円と過去最高利益更新を見込んでいる。株式需給面では、個人投資家好みの中低位小型株ながら信用買い残が少なく、上値の軽さが意識されている。
トリプルアイズ<5026.T>=ストップ高。同社は20日、ヤマダホールディングス<9831.T>及びヤマダデンキと共同開発した顔認証決済アプリ「ヤマダPay顔認証決済」のサービス提供を拡大すると発表しており、これが買い手掛かりとなっているようだ。ヤマダPay顔認証決済は、顧客が顔登録用アプリを利用し、自身の顔画像を事前登録後に、ヤマダデンキの店舗で会計時に顔認証をすることで、財布もカードも持たずに手ぶらで買い物ができる決済サービス。顔認証AIにはトリプルアイズの独自開発による画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」が採用されている。このほど、ヤマダNEOBANK口座を開設した顧客も顔認証決済が可能となり、ヤマダNEOBANK口座での顔認証決済サービスの提供をスタート。先行リリースの対象店舗は1都3県のLABI13店舗となり、全店展開は2022年7月上旬を予定している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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