ファストロジ、今期経常を3％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ファーストロジック <6037> [東証Ｓ] が6月14日後場(14:30)に決算を発表。22年7月期第3四半期累計(21年8月-22年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比20.0％増の7.6億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9.6億円→9.9億円(前期は8億円)に3.1％上方修正し、増益率が19.3％増→23.0％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の経常利益も従来予想の4.7億円→5億円(前年同期は3.8億円)に6.3％増額し、増益率が24.0％増→31.8％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である2-4月期(3Q)の経常利益は前年同期比29.6％増の2.8億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の48.4％→58.0％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　営業収益は、物件掲載サービス、広告サービスが順調に推移し、当初の予想を上回る見込みです。営業利益は、営業収益の増加、本社移転による地代家賃・減価償却費の削減及びその他経費削減により当初の予想を上回る見込みです。