Ｅインフィニが大幅続落、未定としていた２２年７月期は営業赤字で無配へ

　アースインフィニティ<7692.T>は大幅続落。１０日の取引終了後、第３四半期累計（２１年８月～２２年４月）単独決算を発表しており、売上高３３億２１００万円（前年同期比１７．３％増）、営業損益３億９９００万円の赤字（前年同期８６００万円の黒字）、最終損益３億６３００万円の赤字（同５９００万円の黒字）と営業赤字に転落したことが嫌気されている。

　また、これまで未定としていた２２年７月期の通期業績予想について、売上高４２億９５００万円（前期比１４．４％増）、営業損益４億２１００万円の赤字（前期１億８０００万円の黒字）、最終損益３億８９００万円の赤字（同１億２４００万円の黒字）と増収営業赤字になる見通しで、同じく未定としていた今期配当予想は、無配（前期４３円）を予定している。

　燃料価格の大幅な上昇に伴い、燃料費調整額が想定以上に高く推移したこと及び気候の影響もあり増収となる見込み。ただ、昨年１０月以降の日本卸電力取引所の取引価格が高騰し電力の仕入れ価格が想定以上に高く推移したことが損益を悪化させるとしている。

出所：MINKABU PRESS