きちりホールディングス---3Q経常利益・純利益が黒字転換、飲食事業において新店舗が増加

配信元:フィスコ
投稿:2022/05/12 19:15
きちりホールディングス<3082>は9日、2022年6月期第3四半期(21年7月-22年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.6%減の46.45億円、営業損失が9.94億円(前年同期は9.11億円の損失)、経常利益が3.16億円(同6.03億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が4.19億円(同4.33億円の損失)となった。コロナ禍の悪影響にも関わらず、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益を計上した。

飲食事業において、主に商業施設において、店舗の新規オープンを積極的に実施した。 2021年7月、神奈川県厚木市の本厚木駅に直結する商業施設「本厚木ミロード」内にて、「FLDK(エフ・エル・ディー・ケー)」をオープンした。フードホール全体を、グループの店舗のみにて出店する初の取組みであり、初のパスタ業態を含む7店舗を同時に出店した。同月には、神奈川県川崎市の武蔵小杉駅に隣接する商業施設「グランツリー武蔵小杉」内にて、焼き鳥、親子丼、唐揚げをテーマとした「ひな鶏伊勢ゐ武蔵小杉」をオープンし、業態3店舗目の店舗となった。 また同月、週に一度食べたくなるような肉の味と品質を、焼肉食べ放題の価格帯と同等またはそれ以下にて提供する、グループ初の焼肉業態「肉の満牛萬 大泉学園」をオープンした。8月には、東京都渋谷区の商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」内にて、韓国料理をテーマとした「VEGEGO オヌレシクタン MIYASHITA PARK」をオープンした。また、2022年3月、埼玉県富士見市の商業施設「ららぽーと富士見」内にて、業態5店舗目の店舗となる「VEGEGO オヌレシクタンアンドカフェ」をオープンした。 2021年9月、東京都台東区の上野駅に直結する商業施設「アトレ上野 EAST」内にて、業態2店舗目の店舗となる「黒豚とんかつ コシヒカリご飯、鬼おろし とん久 アトレ上野」をオープンした。 11月には、大阪府松原市の商業施設「セブンパーク天美」内にて、ハンバーグ専門店 「いしがまやハンバーグ セブンパーク天美」をオープンした。

プラットフォームシェアリング事業については、外食企業向けの更なるプラットフォーム強化を進めると共に、 異業種のブランドホルダーに対する出店支援コンサルティング業務の提供も増加している。

フランチャイズ事業については、ハンバーグ業態にて、西日本最大級の総合スーパーであるイズミ<8273>が展開するショッピングセンター「ゆめタウン」への出店を行っている。

2022年6月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の世界各国における拡大状況及び同社グループの国内外における店舗の営業状況等を踏まえ、現時点では業績に影響を与える未確定要素が多いことから、適正かつ合理的な業績予想の算出が困難なため未定としている。今後、同社グループ各社の状況確認が進み、適正かつ合理的な算出が可能になり次第、速やかに開示するとしている。


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配信元: フィスコ

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