久世、前期経常を赤字縮小に上方修正

　久世 <2708> [東証Ｓ] が5月12日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常損益を従来予想の12億円の赤字→7.4億円の赤字(前の期は20.7億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3.6億円の赤字→0.8億円の黒字(前年同期は5.6億円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年2月10日に公表いたしました業績予想数値につきましては、新型コロナウイルス感染症オミクロン株の急速な拡がりによる第6波の影響を最大限に見込んでおりましたが、時の経過とともに当社グループにおける売上も緩やかに回復し、当社グループを取り巻く環境も改善基調となりました。また当社は引き続き経費の低減に努め、新型コロナウイルス感染症の影響を受けにくい業態への営業活動にも全力で取組んでまいりました。その結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益いずれも前回予想を上回る見込みとなりました。（注）業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。