東陽テク、上期経常は34％増益も対通期進捗は過去平均を下回る

　東陽テクニカ <8151> [東証Ｐ] が5月11日大引け後(16:00)に決算を発表。22年9月期第2四半期累計(21年10月-22年3月)の連結経常利益は前年同期比33.9％増の22.7億円に拡大し、通期計画の23億円に対する進捗率は99.1％に達したものの、5年平均の116.4％を下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益は前年同期比96.0％減の0.2億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.1％増の17.3億円となり、売上営業利益率は前年同期の18.9％→19.1％に上昇した。

株探ニュース