連休明けの日本株市場が大きく下落し始めました。
日経平均株価は前日比2.5%下落、マザーズ指数は前日比3.2%下落と年初来安値更新も視野に入りつつあります。
さすがに大きく下落したので反発を期待したいところなのですが、ちょっと待ったほうが良さそうです。というのも、今の株価下落の要因は【米国のインフレ懸念による金利上昇】だからです。
米国市場においてはインフレ懸念から長期金利の上昇が続いており、まだ落ち着きを見せていません。
株式市場全体が上昇してくるには少なくとも、
・石油や天然ガスなどの資源価格が落ち着いてくる
・米国長期金利が上げ止まる
この2つが不可欠です。
今のところ、この2つに関してはどちらも上昇が続いており、このような状況の中では短期的に株価は上げ下げを繰り返しますが、トレンドとしては下落トレンドが継続します。ですので、米国株、日本株ともにまだ様子見姿勢がよいと考えています。今週末には決算発表のピークも控えています。
システムトレードにおいてもまだ本格的にシグナルが点灯する局面ではありません。今は無駄なトレードを極力控え、次のチャンスを虎視眈々と待つ局面でしょう。あせりは禁物です。しっかりと次のチャンスの準備をしておいてください。
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