電響社、前期経常を40%下方修正

配信元:株探
投稿:2022/05/09 15:00
 電響社 <8144> [東証S] が5月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の17.5億円→10.5億円(前の期は18.7億円)に39.7%下方修正し、減益率が6.4%減→43.5%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11.7億円→4.7億円(前年同期は10.4億円)に59.3%減額し、一転して54.2%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2022年3月期通期連結業績につきましては、前連結会計年度のコロナ特需や巣籠り需要の反動に加え、当連結会計年度におきましても同感染症の第4波・第5波及び第6波の到来により断続的に緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が発出され、個人消費が低迷、販売活動に大きな影響を及ぼすこととなりました。 こうした中で、当社グループにおきましては、新型コロナウイルス感染症と共存する新しい生活様式の下での消費者の購買行動の変化に対応する商品の発掘やECサイトへの販売強化等、積極的な営業施策を推進してまいりましたが、夏冬の天候不順による季節商品の低迷等も重なり、連結の売上高は前回の予想を下回る見込みとなりました。 また、利益面におきましても、米中摩擦に端を発した世界的な半導体、部品・原材料不足の深刻化や原材料費高騰等の影響もあり、販売費及び一般管理費全般の見直しを図ったものの、売上減少と売上総利益率の低下による影響が大きく前回予想を下回る見込みとなったため、上記の通り修正いたします。※ 上記に記載した予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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