日東工器、前期経常を20％上方修正

　日東工器 <6151> [東証Ｐ] が4月28日午前(10:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の29.2億円→35.1億円(前の期は22.6億円)に20.2％上方修正し、増益率が28.9％増→54.9％増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の20.4億円→19.2億円(前の期は15.4億円)に5.9％下方修正し、増益率が31.7％増→24.0％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12億円→17.9億円(前年同期は13.8億円)に49.0％増額し、一転して30.1％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　白河日東工器の固定資産の減損損失等の計上を行ったため、2022年3月期通期連結業績予想の修正を行います。販売促進費等の経費削減が利益確保に寄与したため、2022年3月期通期個別業績予想の修正を行います。