◆ “ドル買い”再燃 - 一時“129円前半”へ反発
先週末も「米大幅利上げ観測」を背景にして、“ドル買い”が緩むことはなく、NYタイム中盤には“129.108円”へ再び駆け上がる場面が見られました。
一方でNYダウが一時“1019ドル安”と急落する場面が見られるなど、「米景気悪化懸念」が台頭する場面も見られています。
このため“一方的なドル買い”になることはなく、「週末のポジション調整」もあって“128円半ば”に押し戻されて先週末の取引を終えています。
◆ ただ“さらなる上値追い”は抑制される…?
「日米金利格差」を考えれば、もう一段、あるいはもう二段の“ドル買い(+円売り)”が進行しても、何ら不思議ではないところです。
一方で「日米協調介入」の思惑が浮き沈みするなど、ここからの上値追いには“躊躇(様子見)”が見られやすくなっている点は否めないところがあります。
そうした中で「米ブラックアウト期間」に突入したことで、ここからは“米タカ派発言”が跳び出すことはありません。
そうなると“反落”するかは別にして、少なくとも“さらなる上値追い”は抑制されると見るのが妥当…?
「日米金利差」の背景にある「米10年債利回り」が“3%乗せ”ともなれば、また話は変わってくるのでしょう。
それでもドル円は“先んじて”上昇してきたという経緯を持っています。
現時点では「一旦のポジション調整」を、志向すべき局面といえるかもしれません。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:129.198(ピボット1stレジスタンス)
上値4:129.108(4/22高値)
上値3:129.000(大台)
上値2:128.848(4/22高値後の61.8%戻し)
上値1:128.768(4/22高値後の50%戻し)
前営業日終値:128.553
下値1:128.433(4/22高値後の安値)
下値2:128.256(4/22安値後の61.8%押し)
下値3:128.000(大台)
下値4:127.819(ピボット1stサポート)
下値5:127.729(4/22安値)
《10:45》
最新人気記事
-
三菱重や川重など防衛関連株が上昇、ショック安一服・中東緊迫化で「石... 10/01 09:59
-
明日の株式相場に向けて=外国人の「劇的買い転換」アノマリー 10/02 17:00
-
「防衛」が2位、安保政策通の石破新首相に期待<注目テーマ> 10/02 12:20
-
「国土強靱化」が7位、石破新政権で国策支援の追い風期待<注目テーマ> 10/01 12:20
-
三菱重が大商いで最高値街道まい進、防衛関連の象徴株として脚光浴びる 10/02 09:39
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 03:35
-
今日 03:30
-
今日 03:27
-
今日 03:17