バリュエンス、上期経常は5.1倍増益も対通期進捗は過去平均を下回る

　バリュエンスホールディングス <9270> [東証Ｇ] が4月14日大引け後(15:30)に決算を発表。22年8月期第2四半期累計(21年9月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比5.1倍の1.8億円に急拡大したが、通期計画の17億円に対する進捗率は10.7％にとどまり、5年平均の55.5％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益は前年同期比61.5％増の15.1億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(2Q)の連結経常損益は0.1億円の黒字(前年同期は4.1億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-3.3％→0.1％に大幅改善した。

株探ニュース