ライトオンが続落、上期の既存店売上高が想定下回り２２年８月期業績予想を下方修正

　ライトオン<7445.T>が続落している。１２日の取引終了後、２２年８月期の連結業績予想について、売上高を５２０億円から５０５億円（前期比１．８％増）へ、営業利益を８億円から６億５０００万円（同１３．３倍）へ、純利益を２億円から５０００万円（前期２０億７０００万円の赤字）へ下方修正したことが嫌気されている。

　上期において気温が高く推移したため秋物の販売が低調に終わったことや、新型コロナウイルスの爆発的な感染再拡大の影響もあり、既存店売上高が想定を下回ったことが響いた。また、値下げロスの増加や収益性の厳しい店舗の減損損失を計上したことも最終利益を押し下げた。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（２１年９月～２２年２月）決算は、売上高２５２億４４００万円（前年同期比７．５％減）、営業利益４億８０００万円（同１６．０％減）、純利益３５００万円（前年同期３億９５００万円の赤字）だった。

出所：MINKABU PRESS