ＳＭＮ、前期経常を2.6倍上方修正

　ＳＭＮ <6185> [東証Ｐ] が4月12日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の3500万円→9000万円(前の期は2億9300万円)に2.6倍上方修正し、減益率が88.1％減→69.3％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の1億1000万円の赤字→2億1500万円の赤字(前の期は3800万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億7700万円→2億3200万円(前年同期は2億8200万円)に31.1％増額し、減益率が37.2％減→17.7％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高、営業利益および経常利益につきましては、主力のアドテクノロジー及びマーケティングソリューションにおいて業績が好調に推移していることから前回発表予想を上回る見通しとなりました。しかしながら、ソフトウェアの減損損失約200百万円を計上する見込みのため、親会社株主に帰属する当期純利益（損失）については、前回発表予想を下回る見通しとなりました。