決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … シーズメン、ＵＳＭＨ、ＭＳコンサル (4月7日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の4月6日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＵＳＭＨ <3222>
　22年2月期の連結経常利益は前の期比35.8％減の124億円に落ち込んだが、23年2月期は前期比21.5％増の151億円にＶ字回復する見通しとなった。

★No.2　シーズメン <3083>
　22年2月期の連結経常損益は1億4900万円の赤字(前の期非連結は1億8600万円の赤字)に赤字幅が縮小し、従来予想の3億2000万円の赤字を上回って着地。

★No.3　ＭＳコンサル <6555>
　22年2月期の連結最終損益は2億円の黒字(前の期は2.4億円の赤字)に浮上し、従来予想の1.4億円の黒字を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3222> ＵＳＭＨ 　　　東Ｓ　　 +6.44 　　4/ 7　本決算　　　 21.53
<3083> シーズメン 　　東Ｓ　　 +5.71 　　4/ 7　本決算　　　　黒転
<6555> ＭＳコンサル 　東Ｓ　　 +3.67 　　4/ 7　本決算　　　 18.85

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース