<注目銘柄>=戸田工、EV・2次電池関連で需要開拓
戸田工業<4100.T>は業績急回復トレンドにあり、時価3000円未満の水準はPER7倍台と指標面からも割安で、強気に買い向かって報われそうだ。
同社は酸化鉄メーカー大手で、顔料や磁性材料を主力に2次電池材料分野でも実績が高い。電子部品大手のTDK<6762.T>は同社の筆頭株主だ。22年3月期は磁石材料や誘電体材料が大きく伸びているほか、ニッケル市況の高騰も追い風となっている。市場拡大が加速する電気自動車(EV)向けの積層セラミックコンデンサー用途で誘電体材料が好調、またリチウムイオン電池用正極材では独BASFと協業し商機を捉えている。
22年3月期業績は売上高が345億円(前の期実績は290億2400万円)と急回復、増収効果を背景に営業利益は22億円(前の期実績は1100万円)と様変わりする見通し。更に23年3月期も複写機向け需要の回復などを背景に増収増益基調はキープできる公算が大きい。(桂)
出所:MINKABU PRESS
同社は酸化鉄メーカー大手で、顔料や磁性材料を主力に2次電池材料分野でも実績が高い。電子部品大手のTDK<6762.T>は同社の筆頭株主だ。22年3月期は磁石材料や誘電体材料が大きく伸びているほか、ニッケル市況の高騰も追い風となっている。市場拡大が加速する電気自動車(EV)向けの積層セラミックコンデンサー用途で誘電体材料が好調、またリチウムイオン電池用正極材では独BASFと協業し商機を捉えている。
22年3月期業績は売上高が345億円(前の期実績は290億2400万円)と急回復、増収効果を背景に営業利益は22億円(前の期実績は1100万円)と様変わりする見通し。更に23年3月期も複写機向け需要の回復などを背景に増収増益基調はキープできる公算が大きい。(桂)
出所:MINKABU PRESS
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